doubleL インタビュー

文化産業を通した
日本の覚醒。
我々がその橋頭堡となる。

株式会社ダブルエル 代表取締役

保手濱 彰人

AKIHITO HOTEHAMA

もはや「失われた20年」と言われて久しく、
先行きの見えない経済や超高齢化社会といった状況で、
日本の閉塞感はこれまでに無い状態まで高まっていると感じています。

しかし、次の台頭の目は確実に育ってきています。
インターネットの発達のおかげで、若者はより自由に正確な情報を受け取れるようになり、
より自ら考え、旧来の価値観に縛られずに行動していける世代が多く活躍してきています。
バブル崩壊以降のフラストレーションの高まりは、戦後から縛られ続けた日本の呪縛を一気に解き放たっていくことでしょう。 そして、我々がその橋頭堡の一つです。

僕は、閉塞感のある日本の状況に風穴を開けたい。
その橋頭堡となるのは、アニメ・マンガを中心とした文化産業であり、
我々が世界に向けて文化産業を育成し、経済復興の一助となる嚆矢となりたいと考えています。
日本を覚醒させるための基幹戦略、これが我々が文化産業を担う最大の理由です。

世界に誇るべき日本の文化産業は、アニメ・マンガといったポップカルチャーに限りません。
京都文化、お茶、かんざし、外食、、、
ASEANを中心とした新興国が、生産拠点でない販売先の市場としても育っている現在だからこそ、
こうした各種の日本文化は最大の輸出資源となっていくことでしょう。
我々が絶対的な強みを持つ、マンガに関するライツマネジメントのノウハウを中心として、
幅広く、世界に日本の文化産業を羽ばたかせるための活動を行なっていきたいと思います。

我々は、経済的メリットよりも、こうした思いに共感し、共に歩いていけるかが価値基準です。 そうした意味では、新規採用する社員、アライアンスを組むパートナー、業務を委託する外注先など、 本質的な違いはなく、方向性を同じくして歩いていきたいという次第です。